マクドナルド手術をしたら退院できた話。
入院当初は、赤ちゃんが無事に生まれる37週〜38週まで
退院できないと言われていました。
（ちなみに入院時は妊娠19週1日目でした、、、）
でもマクドナルド手術をして、その後の経過が良かったので無事に退院することができました。
なんと退院するときの子宮頸管長は46.0mm！！！
今までの私の中で、最高記録です。
手術をしたのが、2019年4月8日（月曜日）のことで、
退院できたのが、同月26日（金曜日）になります。
私の場合は、マクドナルド手術をした日から18日目でようやく退院できました。
そこから2〜3日に1回くらいのペースで、2〜3mlずつ点滴の量を減らして
お腹が張らないように慎重に治療をすすめていきました。
一気にウテメリンの量を減らして、お腹が張ってしまって
術後も長期入院した人が何人かいるのだとか。
（本当にそうならなくて良かったです）
ウテメリンの量が20mlになった時点で、点滴を外して様子をみて
お腹が張らずに頸管長が保てたので、なんとか退院できたといった感じです。
退院して外の空気を吸ったときは、大げさではなく感動しました。
当たり前のことが当たり前でなくなった生活を送っていたので、
ちょっとしたこと一つ一つに喜びを感じられるようになりました。
入院中は、ずっと横になっていたので、
退院後はちょっと歩いたり、階段を登ったりするだけで
足腰が、かなり痛くなります。
車の助手席に30分座っているだけでも、腰が痛くなるほどでした。
無事に退院できましたが、その後は自宅安静の状態で、週に1回は通院しています。
検診のときに、子宮頸管長が20〜25mmを切ったら再入院といわれて、
ビクビクしながら、今も生活を続けています。
ちなみに、赤ちゃんも順調に成長して今は妊娠33週5日目に突入しました。
明日も定期検診なのでちょっとドキドキですが、何とか持ちこたえてくれるといいです。
ついに子宮頸管無力症の手術しました
子宮頸管の長さが安定したので、
ついに手術をしました。
子宮頸管無力症の手術方法は、
・シロッカー手術
・マクドナルド手術
の2つです。
シロッカーは、子宮の根元から
マクドナルドは、子宮の手前を縫っていくというのが違いになります。
シロッカーのが良さそうだけど、、、
先生いわく、効果はそんなに変わらないのだとか。
私の産婦人科では、
シロッカーは、やっていないとのことで、
マクドナルドになりました。
手術前日。
夜12時から何も食べれなくなります。
これは、全然平気だった(^^)
手術当日。
朝9:00から飲んだり食べたりするのは、もうダメ！
次の日の昼12:00まで、何も食べれない・飲めない状態が続きます。
喉がカラカラになるのは辛かったけど、
空腹は意外と平気でした。
というより、術後はお腹に違和感があって何も食べたいとは思わなかった、、、
夫も朝から付き添ってくれて、
昼14:50に、いよいよ手術室へ。
手術室の中に入ると、8〜10人くらいの人がズラりと整列。
この時の緊張はMAXです。
さっそく脊髄に注射が打たれてオペ開始、、、
せき髄への注射は痛いってよく聞くけど、
麻酔シールのお陰か、いうほど痛くなかったです。
手術中も麻酔が効いてるので
引っ張られてる感覚がちょっとあるだけで、
痛みは全くない！
近くにいた美人看護師さんがずっと手を握って
話しかけてくれてたから、
あっという間に終わりました。
手術時間は、わずか5分で終了。
そのあとは、麻酔の効果が落ち着くまで
施術室で待機して、1時間くらいで全行程が終わりました。
心配していた破水も起こらず、ほっと一安心。
ここまでは思っていたよりも平気だったのですが、
最悪なのは手術後です。
まず、
心電図やら、
尿管、
血圧計、
酸素計、
フットマッサージの機械につながれたまま
一晩超えなければいけません。
そんな話聞いてなかった、、、
もちろんトイレにもいけず、
ベッドからも起き上がれず、
手術後から5時間30分が経過してますが、
既に腰が痛くて明日まで我慢できる気がしない。
こんな状態では絶対に眠れないし、
心が折れてしまいそうです、、、
麻酔が切れた後も痛みはまったくありませんが、
とにかくじっと我慢していなきゃいけない状態が、
ほぼ丸一日続くので、それはそれでかなり辛いです。
普通に子供を産めている子が羨ましいと、心底思います。
とりあえず無事に手術が終わったことに感謝しながら、
一晩耐え抜こうと思います、、、
辛い、、、
子宮頸管無力症の定期検診(4日目)
今日も、子宮頸管の経過は良かった(^^)
今日は、30.4mm。
まずまずの長さだ。
そしてついに、ついに待ちに待った
シャンプー&シャワーの許可が下りた(^^)わーい！！
さっそくシャンプーの予約して、今待っている状態です。
わくわく。どきどき。
今日の検査の担当は、
主治医の先生で、経過が順調だから手術をするかしないか聞かれた。
今の状態だったら手術ができるけど、
手術中に破水する確率もゼロではないとのこと。
もちろん破水をしたら、赤ちゃんの命は助からないと言われた。
明日か、明後日中に決めてくださいと言われて、
究極の選択に私一人では判断できず、
きっと夫も判断できないだろう。。。
やるなら、来週には手術をするとのこと。
手術自体は、5分くらいで終わるそうで、
もちろん途中で危険だと判断したら、
中止するって言ってました。
うーん、、、
どうすればいい
まだモヤモヤは続きそうだ、、、
子宮頸管無力症の定期健診(3日目)
今日の定期健診は、座薬を入れただけで終わった。
シャワー許可が、今日だと思ったら明日だったみたい。
でも看護師さんいわく、
始めの1週間くらいは、みんなシャワー許可が出ないよっとのこと。
来週にならないと、シャワー難しそう。
過度な期待は良くないね、、、気長に待とうー
今日は、子宮頸管の長さを計らなかった。
ってことは、
とりあえずは大丈夫なラインにあるってことかな。
あとは炎症さえ治れば、
手術をするか、
絶対安静になるか決めるはずだ！
モヤモヤは続く〜。
今日は、とくに何もない一日。
面会訪問者もなし！
シャワーも、シャンプーもなし！
入院してから、いちにち一日が長く感じる。
むしろ1時間が長い。
仕事をしていたときは、
あれもやりたい、これもやりたいで
一日があっという間に終わっていたのに、、、
夫は、仕事に追われ時間に追われ
休みたいのに休めていない。
出来ることなら変わってあげたい。
1時間が長く感じるくらい休ませてあげたい。
雲の流れをぼーっと眺めるような生活をさせてあげたい。
毎日、夫のことを考えると心が痛む。
どうか無理をしないで、元気でいて欲しい。
赤ちゃんも、夫もみんなが健康に元気で暮らせる日が来ますように。
あっ、今日のお昼は確かハヤシライスだ！
ちょっとだけ良いことあった(^^)
子宮頸管無力症の経過検診(2日目)
昨日は、枕を変えたらぐっすり眠れた(^^)
夜中に、
・途中で点滴が無くなる
・点滴が閉塞になって流れない
というハプニングはありましたが、、、
初日ほど、眠れないことは無かった。
2019年4月1日(月)AM10:00
現在、妊娠19週3日目。
朝、検診に行くと検診待ちの女性が声をかけてきた。
話を聞くと、
その女性も私と同じように子宮頸管長が短くなっているようで、
いつ生まれてしまってもおかしくないのだとか、
女性は現在28週で、とりあえず障害が出やすい週数は超えているけど、
今生まれると、1000g程度のかなりの低体重児。
何とか、新年号になるまでは持たせたい！
(追記:令和になりましたね)
一日でも長くお腹の中にいて欲しい！と言っていた
痛いほど、気持ちが分かった。
女性は、既に手術ができる週数を超えているので、
絶対安静しか選択肢がないのだとか。
とにかく安静に、点滴だけが頼りの様子だった。
手術という選択肢が残されている私は、
まだラッキーだったのかもしれないと思った。
話しているうちに検査室へと呼ばれて、
祈るように診察台にのぼった。
(どうか、子宮頸管が長くなっていますように。)
祈りが届いたのか、
昨日と比べて、さらに子宮頸管長が長くなっていた
・昨日 3.35mm
・今日 3.50mm
良かった。本当に良かった。
それを聞いただけで、安心したのか涙が出てそうになった。
先生がいうには、
子宮頸管が長くなっているが、
それでも同じ19週の妊婦さんと比べると、
まだ短いのだとか、
・これから手術をするのか
・生まれるまで絶対安静か
どちらを選択するかは、
主治医の先生の判断次第とのこと。
どっちになるか、今からドキドキだ！
希望は、手術をして夫の待つ家に帰りたい！
いつ判断が下されるか分からないけど、
とりあえず、横になって安静という流れは
これまで通り続けるという話で終わった。
まだ気持ちは複雑だけど、
入院当初と比べて、経過は良くなっているので、
とりあえず一安心した。
明日は、点滴の針を交換する日。
先生の許可が下りれば、やっとシャワーを浴びれる。楽しみだ！
豊田市鈴木病院で長期入院した〜入院ライフの1日の流れ〜
私は、規則正しい生活を送るのがモットーで、
これをしないと、恐らくきっと病むタイプです。
入院当初に、一日の流れを設定しておけば
きっと退屈すぎて病むということはなくなると考えました。
ざっと私の一日の流れを説明していきます。
AM6:00 基礎体温を測る
AM8:00 朝食が到着
AM9:00 定期検診
AM10:00 足のフットマッサージ(30分)
〜隙間時間にブログを書いて、時間を潰す〜
PM12:00 テレビを見ながらの昼食
PM13:30 ちょっとしたお部屋の片付け
PM14:00 面会者訪問いなければ本を読む
PM14:30 体拭き拭きタイム
あったかいホットタオルで、身体を念入りにふきふき(^^)
意外とさっぱりして気持ちいいから、この時間が一番好き。
PM15:00 おやつタイム
桜の花びらチョコがついてる(^^)
PM16:00 見たかった海外ドラマを鑑賞
PM18:00 TVを見ながら晩御飯を食べる
PM20:00 夫とTV電話（至福のひととき）
PM21:00〜 ちょっとだけPCをいじる(本当はダメですw)
PM12:00 就寝 おやすみぃ〜
本当は10時くらいに寝たいんだけど、
今までの癖で夜中12時にならないと眠れないため、
就寝時間は、これまで通りの設定にしてみた。
終わりの時間を決めないと、
ダラダラしちゃうのできっちり時間を設定して、
時間になったら、すぐ辞めるを心がけよう
うん、意外と充実した入院ライフが送れそうだ。
これなら、きっと頑張れる！
これなら、きっと大丈夫！
5ヶ月なんて、長い人生で考えたら一瞬のことだ！
きっと、夫のが大変だ！
よしっ、私も頑張ろうー
<<<<<〜。私の一週間の楽しみ〜。>>>>>
・面会訪問者(誰か来てくれるだけで本当に嬉しい)
・週2回のシャンプー(美容師さんがやってくれます)
・毎週木曜日のエコー写真(やっぱりこれが一番の楽しみ)
・4日に1回のシャワー(とにかく、お風呂に入りたい)
・仕事帰りに寄ってくれる夫(顔見るだけで、ホッと一安心)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
入院して今まで当たり前だったことが、当たり前では無くなりました。
いかに私の毎日が幸せだったのか、自由を奪われて初めて心底気づけたと思います。
忙しいとそんなこと考えている暇はないかもしれないけど、
日頃からしっかり感謝できていれば、奪われたときの心のギャップは小さいのかなと、
色々なことに感謝し始めて、心がとっても楽になりました。
もう泣かない。
子宮頸管無力症の定期検診(1回目)
入院した翌日の朝、
初回の定期検診をおこないました。
そこで嬉しい朗報が！？
なんと産道が3.0mmの正常な状態に戻っているとのこと。
先生いわく、子宮圧迫を防ぐ点滴が効いたのかもと、
あの憎かった点滴に、
「ありがとう」っと心から思いました。
そして点滴さん、本当にすいません。
私達、親子の命を一晩かけて守ってくれていたんですね
わたしは、その横でただただ寝っ転がって
寝ていただけなのに、、、
この状態が続けば、もしかしたら手術をしなくても良いかもしれない、
昨日今日の判断では難しいから、1ヶ月単位で様子を見ていきましょうとのこと。
もしかしたら、5ヶ月も入院しなくて良いかもしれないという、
少しの希望が、私にとっては大きな支えになりました。
まだ入院して日が浅いですが、
(はいっ、丸一日も経っていません)
今まで当たり前だと思っていた、色々なことに感謝するようになりました。
自分も不安なくせに、必死に支えようとしてくれる「夫」
すぐに駆けつけてくれた「家族」
励ましの言葉やメッセージをくれた「友達」
後は任せてください！といってくれる心強い「後輩(仲間)」
いつも笑顔で明るい「看護師さん達」
このブログを書いていると、おセンチになって、
涙がポロポロと出てきますが、
不思議と寂しくはありませんでした、
周りに暖かい人が居てこそ、私という人間が成り立っているのだと、
29歳にもなって、改めて気づきました。
今日の夜は、眠れるように頑張って起きてようっと。
